剣つまみの花 作り方
初心に帰って、剣つまみの花 ブローチとヘアゴム。
伝統工芸としてのつまみ細工は速乾性のある接着剤がない時代のものなので、
平らなのり台にデンプン糊を引き、花弁を置いてのりをしばらく染み込ませてから使いますが
面倒なのと待ちきれないのとで、のり台は持ってません。
直接木工用ボンドをつけていきます。
まず布を正方形に切ります。
これは苦手な作業。
二越ちりめんを2.5センチサイズに切ったはずが、何故か2センチから3センチまで混じります。
折り方。
シンプルに、三角形に3回折るだけ。
写真のようにピンセットを中心にあてて作る方法がスタンダードのようですが、手で折ってしまっても。
端が不揃いになっていたり繊維が飛び出していたらハサミでカットして、爪楊枝などでボンドをつけます。土台用の布に円形に並べて行きます。
端を深くカットするとより平らに、
花弁の中心にスペースを置くとより大きく花弁の多い花ができます。
こんな感じ。
花弁の大きさが多少不揃いでも気にしません。中心はビーズや花芯用ペップで飾ります。
一段葺いたその上に重ねれば八重咲きにもなります。
葉も同じ方法でつまんで花弁の間にはさみます。
簡単ブローチとヘアゴム。
安全ピンとゴムに貼りつけます。
ゴムは布で一周ゴムを巻いてから、その布をボンド付き布で花に固定します。
すぐ壊れそうだけどすぐ使えます。
参考図書
- 出版社/メーカー: フェリシモ出版
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材料一式付き。
丁寧この上ない説明です。接着剤式。
これでつまみ細工を知りました。
完成品。
続きは毎月1回というのが自由度がないので断念。1年分だとコスト面でもちょっと大きい。可愛い布とデザインは魅力的ですが。
次の2冊は、のり台方式。
たぶんその方が、過程も仕上がりも綺麗に出来るんじゃないかと思います。
自分だけかもしれませんが、ボンドを使っていると、だんだん指もピンセットもガピガピになってエレガントではありません。
- 作者: 土田由紀子
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こちらの方がデザインはカジュアルな印象。
スタイルブックのようなお洒落な京都暮らしの様子も眺めて楽しい。
- 作者: 桜居せいこ
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デザインそのものはこちらが好み。
モダンなデザインもあるけど、クラシックな雰囲気の梅や桜が良いです。
難しそうな布も高い技術で扱っている雰囲気。
土台や金具についても本格的な作り方の解説があります。
布を真っ直ぐに切るテクニックがすごい、というアマゾンレビューで買いましたが
その一手間は当ブログではかけてません。
剣つまみの アリウム的な花。
シャツ生地のリサイクル。
手芸用発泡スチロールの鞠直径3センチを半分に割り、土台用布でくるみます。
花弁用に1.5センチの正方形をカット。40数枚。
剣つまみの花弁5枚の花をちまちま貼っていきます。
中心にパールビーズをボンドで付け、丸つまみの花と並べます。