ブルーヘミモルファイト ルース手磨き
今週のお題「夏支度」
真夏の空の色、ブルーヘミモルファイト
本格的な夏到来の前にマクラメのアクセサリーなど作りたい
宝石の条件は美しいこと、稀少であること、硬いこと(モース硬度7以上)、耐久性があること(日光や化学変化に対して)
ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、四大宝石と言われるこれらの石はその資格を満たしています
このヘミモルファイト (異極鉱)
貴石・半貴石扱いされることが多いけれど見た目の美しさは十分です
希少性についていえば、ダイヤモンドが今やそれほど珍しい石ではないのは有名ですが (2012年の宝石用ダイヤモンドの産生量約9200万カラット)、
鮮やかなネオンブルーで人気だったコンゴ産の宝石質ブルーヘミモルファイトは、産出量わずか数kgで絶産だとか
弱点といえば、やわらかいこと
モース硬度4.5〜5、水晶やガラスよりやわらかく傷つきやすい
けれどもそれは魅力でもあります
思うようなルースが見つからない (か、高い)中、
中国産 母岩付きヘミモルファイト
重量比で考えると、かなりたぶんお買い得
思い切って割っちゃいました
ホビー用の電動ルーターで怖いほど削れてしまいます
紙やすりでも簡単に磨けます
耐水サンドペーパー(#400、#600、#800)くらいで形を整え
#1000 #1500と数字をあげて
#2000,#4000のペーパーや酸化セリウム、青棒といわれる研磨剤で仕上げ
青棒は石の多孔質の白い部分に入りこんで少し緑になっちゃったのが残念でした
ラピダリー (貴石研磨)は欧米ではわりにポピュラーな趣味だといいますが
注意点としては、
・タイガーアイなど粉塵が有毒な鉱物もあること (アスベストです)
・特に工具でカットする時は長袖ゴーグルなど皮膚や目の防護にも注意を
・やり過ぎると利き腕だけ太くなりそう
他に硬度6.5以下なら手磨き可能です
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